幌村尚が連覇、東京五輪へ勢い 200mバタフライ

男子200メートルバタフライで優勝した幌村尚(撮影・吉池彰)

<競泳:日本学生選手権>◇第1日◇6日◇東京辰己国際水泳場◇日刊スポーツ新聞社後援

男子200メートルバタフライは、7月のユニバーシアード代表の幌村尚(早大3年)が、1分55秒43で2年連続2度目の優勝を果たした。

予選で1分55秒77の全体2位となった幌村と、1分55秒58で同1位の田中大貴(山梨学院大2年)による争いとなったが、幌村が残り50メートルから追い上げ、最後は10分の1秒差をつけて逆転勝ちした。

昨年4月の日本選手権では、自己ベストの1分53秒79で瀬戸大也、坂井聖人を破って初優勝した幌村。今回の優勝で東京五輪出場に向けて勢いをつかんだ。チームの応援が力になった様子で「(この種目で)早稲田の6連覇ができたことがうれしい」と笑った。