五輪内定の川井梨紗子決勝へ「東京に弾み」一問一答

準決勝に勝ち、観客席の母へガッツポーズをみせる川井梨

<レスリング:東京五輪予選兼世界選手権>◇第5日◇18日◇カザフスタン・ヌルスルタン◇女子57キロ級

【ヌルスルタン=阿部健吾】女子57キロ級の川井梨紗子(24=ジャパンビバレッジ)が準決勝でアデクオロイ・オドゥナヨフォラサデ(ナイジェリア)を6-1で下し、メダルが要件だった東京五輪代表を内定させた。かつて吉田沙保里さんも「やりづらい」と語った長身のアフリカ女王を攻略し、五輪2連覇への切符を手にした。

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-今の気持ちは

川井 目の前の人に負けたくないという気持ちで、最後までタックル行こうと思えたのが良かった。

-姉妹で五輪という夢に近づいている

川井 本当にもう少し。もう少し。難しいところと分かっているんですけど、少しずつ近づいているのは間違いないので、やるだけです。

-相手も積極的にきていた

川井 すごい特徴のある選手がたくさんいる中でのトーナメントで、日本でもいろいろなタイプの選手に練習してもらって、その結果で怖がることなく攻められたので、いつも練習してくださっているみんなに感謝したい。

-決勝へひと言

川井 いい結果で東京五輪に行けるように。弾みになるような決勝にしたい。