関学大・鳥内監督「態度なめてる」勝利も4年に怒り

関学大対神戸大 第2Q、タッチダウンを決める関学大RB斉藤陸(撮影・外山鉄司)

<アメリカンフットボール関西学生リーグ:関学大17-15神戸大>◇29日◇第4節最終日◇王子スタジアム

前年リーグ覇者関学大がまさかの苦戦を強いられ、鳥内秀晃監督(60)が怒りをあらわにした。

第2クオーター(Q)、RB斉藤陸(2年)の45ヤードTDランで先制も、同QでQB奥野耕世(3年)がセイフティで2点を献上。さらに、神戸大のトリックプレーでTDパスを通され、逆転された。第3Q、奥野が汚名返上の23ヤードTDパスを決め逆転。だが、17ー8の第4Q残り3分42秒、再びTDを許した。

勝利はしたものの鳥内監督は「4年の態度がなめてるから、ミスを見逃す。4年は足を引っ張っているのがぎょうさんおる」と怒りをぶちまけた。奥野は「1つのミスで、ここまでの(内容の)試合になるとわかった。自分たちはここまでの実力しかない。今日、ギリギリ勝って、そこに気づいたのはチームとして良かった」と語った。【南谷竜則】