トライアスロンV2狙う高橋侑子ら注目選手が会見

トライアスロン日本選手権の前日会見で健闘を誓い合った(左から)細田裕一、古谷純平、北條巧、高橋侑子、佐藤優香、岸本新菜

トライアスロンの日本選手権は6日、東京・お台場海浜公園周辺で開催。

バイクな詳細なコースは異なるが、来年の東京五輪と同じお台場。5日には、注目選手が会見に臨んだ。

女子で連覇を目指す高橋侑子(28=富士通)は「来年に向けて、お台場にいい印象を残したい。できればバイクで逃げて、強いな、違うな、と思ってもらえるようなレースをしたい」。体調不良からの復活を目指す佐藤優香(27=トーシンパートナーズ、NTT東日本・NTT西日本、チームケンズ)は「今できるベストのレースをしたい」と話し、岸本新菜(23=福井県スポーツ協会・稲毛インター)も「日本一になることは、世界で戦うために必要な条件。若手らしく、攻めたい」と言った。

男子は昨年優勝の北條巧(23=博慈会、NTT東日本・NTT西日本)が「応援が多く、力になる。スイムからトップを走り続けて優勝を狙いたい」。4年ぶりの王座奪還を目指す古谷純平(28=三井住友海上)は「応援してくれる方たちへの感謝の思いを込めて日本一を」と意欲たっぷり。12年ロンドン五輪代表のベテラン細田雄一(34=博慈会)は「2人がスイムから激しく争っている間に、スイスイと上がっていって優勝できれば」と11年以来の日本一に向けて話していた。