立命大痛恨1敗も「ドラマを作れ」優勝あきらめん

第4Q、関大WR渡辺(左)はQB日野上からのパスをキャッチし、逆転タッチダウンを決める(撮影・前田充)

<アメリカンフットボール関西学生リーグ:関大17-14立命大>◇16日◇万博フィールド

立命大がリーグ優勝に痛恨の1敗を喫した。序盤は接戦だったが、徐々に関大のペースに。第4Qに2TDを決め一時逆転するも、最後に押し切られた。それでも敗戦後、古橋由一郎監督(54)は「あきらめない。ドラマを作れ。1人1人の努力は間違ってない」と選手に呼びかけた。「そんなに力の差があったわけじゃない。ミスが敗因。最後に気の緩みがあったがあった。1敗しても優勝したチームはある」。ライバル関学戦を残しての1敗も、悲願を見すえて前を向いた。