萩野公介、3種目で実戦感覚磨く「集中してできた」

萩野(右)は、予選同組となった小学生に敬礼であいさつされる(撮影・益田一弘)

<競泳:新潟スプリント>◇20日◇新潟・ダイエープロビスフェニックスプール

16年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(25=ブリヂストン)が20日、新潟・長岡市内で新潟スプリントに出場した。

本職ではない50メートル種目だけの大会で3種目に出場。背泳ぎは25秒84の1着、バタフライは24秒77の5着、自由形は23秒33の4着だった。復帰の途上にある萩野は「レースで力を発揮するという点が弱いので何本も出て行くこと。今日は(予選を含めて)6本を集中してできた」と話した。今後は日本短水路選手権(26、27日、東京)→社会人選手権(11月9、10日、静岡)→東京都オープン(同21~24日、東京)に出場予定。1カ月間で4大会をこなして、実戦感覚を取り戻す。