関学大が決勝進出 宿敵立命大と甲子園ボウル争う 

関学大対神戸大 第1Q、関学大RB斎藤(手前右)は相手ディフェンスをかわし突進する(撮影・上山淳一)

<アメリカンフットボール全日本大学選手権:関学大26-7神戸大>◇24日◇西日本代表校準決勝◇大阪・万博記念競技場

関西リーグ2位の関学大が、同3位の神戸大を圧倒し、決勝に駒を進めた。

第1クオーター(Q)、RB三宅昂輝(3年)がランで2TDを奪うと、第2QではWR大村隼也(3年)も約10ヤード走り込んでTDを決め、突き放した。

19ー0で折り返した第3Qには、QB山中勇輝(2年)が約2ヤードのTDパスでダメ押しした。第4Qで7点を返されたものの、QBサックなどで相手の攻撃の芽を摘み、追加点を与えず、勝負を決めた。

決勝は今季で退陣を表明している鳥内秀晃監督(60)にとって、最後の甲子園ボウル出場を懸けた宿敵立命大戦(12月1日、万博記念競技場)。10日のリーグ最終節では7-18で敗北し、1位の座を明け渡した。1週間後の強豪同士の再戦は、これまで以上の激闘になりそうだ。【南谷竜則】