セーリング吉田愛、吉岡美帆組V 6年ぶり女王誕生

優勝した吉田(左)、吉岡組

6年ぶりの女王誕生だ! セーリングの全日本470級選手権は24日、最終日が20年東京オリンピック(五輪)の会場である江ノ島ヨットハーバーで行われ、東京五輪代表で、8月の世界選手権銀メダルの吉田愛(39)、吉岡美帆(29=ともにベネッセ)組が通算12点で優勝した。同ペアは13年以来2度目、吉田個人は3度目の制覇となった。

今大会は、第1回が始まった72年から男女の区別がなく、男女が混じって同じレースを戦う。今年は69艇が出場し、選手はその倍の138人。その内、女子は22人で、女子のペアは4組だけだ。競技の性格上、男女の区別がないとはいえ、女子ペアの優勝も過去2度だけ。女子には、なかなかの狭き門だ。

しかし、吉田、吉岡の“ヨシヨシ”コンビは、合計8レース中、半分の4レースで首位を奪う強さを発揮。五輪代表の実力を見せつけ、男子を押さえ女王に君臨した。すでに五輪代表を決めているため、今回は「レース勘を取り戻すことをテーマにした」(吉田)。

8月のW杯江ノ島大会以来のレースとなり、吉田は「こんなに忘れていることが多いんだ」と驚いたという。約3カ月間のブランクは大きいと実感し「来年は月に1回はレースに出て行きたい」と、東京に向けて日程調整が鍵となる。