アメフト早大悔し準V、高岡監督は7度目の正直期す

準優勝となり落胆する早大の選手たち(撮影・清水貴仁)

<アメリカンフットボール全日本大学選手権(甲子園ボウル):関学大38-28早大>◇決勝◇15日◇甲子園

関学大が早大を38-28で下して2連覇を果たし、史上最多を更新する30度目の優勝を飾った。

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早大は6度目の出場で初めてリードを奪った。2度、しかも第4Qまで。LB池田主将は「スコア以上の実力差。守備が足を引っ張った」と関学大に463ヤードを許した。

その分、看板のQB柴崎-WRブレナンの4年ホットラインで3TDパスを決めた。ブレナンは「悔しいが楽しめた」、柴崎は「やり切って負けた。関学大が強かった」。明大を抜いて未勝利最多となったが、高岡勝監督は「4Q勝負で逆転までいき、大きく成長した。リセットでなく積み重ねていきたい」。7度目の正直を期した。