リーチ「単語たくさん覚える」外国語習得のコツ伝授

履正社医療スポーツ専門学校「スポーツ外国語学科」新設のトークイベントに出席したラグビー日本代表の主将リーチ・マイケル(撮影・加藤裕一)

ラグビー日本代表主将のリーチ・マイケル(31=東芝)が22日、大阪・豊中市の履正社高でトークイベントに出席した。履正社医療スポーツ専門学校(大阪市)が20年4月からスポーツ外国語学科を新設し、学科長に同代表通訳だった佐藤秀典氏(38)を招へいしたことに関連するイベント。

リーチは15歳の時、ニュージーランドから札幌山の手高に留学するため来日。日本語を覚えるのに「聞き取りに1年、しゃべれるようになるまで1年半かかって、そこから上達しました」。実体験から得た外国語習得のこつを「単語です。単語をたくさん覚えること。あとは身ぶり手ぶりで何とかコミュニケーションが取れるようになるので」と明かした。

また、イベントに先立って会見が行われた。スポーツ外国語学科の学科長に就任した佐藤氏はラグビー現場で16年過ごした経験から「日本のスポーツ界に必要なのは通訳ではなく、英語をしゃべれるスタッフ、人材」であると痛感。今回のオファーを3年前に受け、今年のワールドカップ(W杯)終了後の着任を快諾したという。

「TOEICで満点を取っても、英語の教諭でもコミュニケーションをとれない人がいるそうです。英語で大事なのは座学、文法だけでなく、体を動かして、体で覚えること。インプットだけでなく(意思を伝えるため)アウトプットできること」。指導方針として「自分はヘッドコーチ、講師がスタッフで生徒は選手。流行語になった“ONE TEAM”の気持ちで頑張りたい」と話した。英語でコミュニケーションをとりながら、スポーツをしたり、バスケットボールやラグビーの“プロの現場”で実習を行うことなども予定しているという。