東京成徳大高初戦突破も「もっともっと走らないと」

第4Q、味方にパスを出す東京成徳大高の山田葵(撮影・吉池彰)

<バスケットボール・SoftBankウインターカップ全国高校選手権:東京成徳大高82-57県岐阜商>◇女子1回戦◇23日◇東京・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ

地元の東京成徳大高が後半、県岐阜商を突き放し、82-57で勝って2回戦進出を決めた。

一進一退の攻防が続いた後の第2Q中盤以降、東京成徳大高にスイッチが入った。連続得点で前半を36-31で終えると、後半は堅守速攻を見せて、リードを広げた。

遠香(おか)周平コーチは順当勝ちにも「立ち上がりにディフェンスが消極的になってしまった。いつも通り、きちんとやれ、と指示したが、もっともっと走らないといけない」と反省した。そして、今後の試合で期待する選手として、U16候補のSG山田葵(2年)の名を挙げ、「ガードとしてチームをリードし、得点してほしい」と期待していた。