高梨沙羅、雪不足の蔵王整備に「感謝」今季最高2位

競技を終えインタビューにこたえる高梨(撮影・横山健太)

<ノルディックスキー:W杯ジャンプ・女子個人第6戦>◇17日◇山形・クラレ蔵王シャンツェ(ヒルサイズ=HS102メートル

高梨沙羅(23=クラレ)が今季最高の2位に入った。今季2度目、通算99度目の表彰台に立ち、大台100度目に王手をかけた。

1回目92・5メートルを飛び2位で折り返すと、2回目91・5メートルを飛び合計215点で順位をキープした。試合を振り返り「地元の役員の方々、支えてくださっているみなさまがこうやって素晴らしい台を作ってくださっているので、すごい良い環境のなかで飛ばさせていただいたことを、本当に感謝しています。そのなかで表彰台に乗れたことは自分のなかでうれしい。明日の団体戦につなげられる」と、雪不足のなか、整備に尽力した関係者へ感謝の気持ちを述べた。

エバ・ピンケルニヒ(31=オーストリア)が2連勝を飾った。丸山希(21=明大)は12位、伊藤有希(25=土屋ホーム)は15位、勢藤優花(22=北海道ハイテクAC)は16位、岩渕香里(26=北野建設)は20位だった。