伊藤美誠が準決勝敗退に涙 史上初3年連続3冠逃す

女子シングルス準決勝 試合中、相手の戦術に困惑する表情を見せる伊藤(撮影・加藤哉)

<卓球:全日本選手権>◇最終日◇19日◇丸善インテックアリーナ大阪◇女子シングルス準決勝

東京オリンピック女子シングルス、女子団体、混合ダブルス代表の伊藤美誠(19=スターツ)が、女子シングルス準決勝で敗れ、男女を通じて史上初の3年連続3冠を逃した。

2連覇した女子ダブルスでペアを組んだ早田ひな(19=日本生命)にフルセットの末、3-4で敗れ、試合後に悔し涙を流した。

第1、2ゲームを落とした伊藤は、第3、4ゲームと取り返した。第5ゲームを接戦の末に10-12で失い、第6ゲームで11-4とゲームカウントを五分に戻したが、最終第7ゲームを7-11で落とした。伊藤は混合ダブルス、女子ダブルスで3年連続2冠を達成していた。