金戸凜、親子3代での五輪出場へ「美しさ出したい」

女子3メートル飛び板飛び込み準決勝 4位で決勝進出を決めて笑顔を見せる金戸凜(左)。右は三上(撮影・丹羽敏通)

<飛び込み:国際大会派遣選手選考会>◇第3日◇7日◇東京辰巳国際水泳場◇女子3メートル板飛び込み準決勝

親子3代でのオリンピック(五輪)出場を目指す金戸凜が女子3メートル板飛び込み予選2位、準決勝を4位で決勝に進出した。右肩痛で昨夏の世界選手権に出場した高飛び込みから変更。

ワールドカップ(W杯)東京大会や東京五輪のことを考え過ぎて「負けたら試合には出られない」と情緒不安定に陥ったが「先のことより直近の試合が大事」と母からの助言を受け、気持ちを落ち着けて臨んだ。「(決勝では)美しさや練習してきたものを出したい」と持ち味を発揮して優勝を狙う。