五輪組織委、アーバンスポーツ観戦アプリ最終審査会

東京五輪のアーバンスポーツを対象としたオープンイノベーション最終審査会で特別審査員を務めたデータスタジアム加藤善彦社長、夏野剛組織委員会参与、日本アーバンスポーツ支援協議会太田雄貴会長(左から)

東京2020組織委員会は22日、オリンピック(五輪)で初めて実施されるアーバンスポーツ観戦のためのアプリ開発コンテスト「オープン・イノベーション・チャレンジ」最終審査会を開催した。3人制バスケットボール、BMXフリースタイルなどの観戦体験をより楽しく、分かりやすくするのが目的。

プレゼンテーションを行ったのは、1次審査を通過した国内外7作品。金賞には、会場の興奮によって手元のモバイルファンが風を起こすアプリ「Fan For Fun!」が選ばれた。

審査委員長を務めた組織委参与の夏野剛氏は「素晴らしいアイデアがたくさんあった」と話し、特別審査員として参加した日本アーバンスポーツ支援協議会の太田雄貴副会長も「スポーツとテクノロジーの融合が新しい価値を生む」と楽しそうに話していた。