全柔連山下会長、感染拡大で無観客開催など検討示唆

GSデュッセルドルフ大会で報道陣の取材に応じる全日本柔道連盟の山下泰裕会長(撮影・峯岸佑樹)

<柔道:グランドスラム(GS)デュッセルドルフ大会>◇最終日◇23日◇ドイツ・デュッセルドルフ◇男女5階級

全日本柔道連盟の山下泰裕会長(62)が、会場のISSドームで取材に応じ、感染が拡大する新型コロナウイルスの対応について言及した。今後の国内大会での無観客開催などを含め「具体的な検討には入っていないが、検討していく必要がある」と話した。協議はこれからで、状況をみながら対応策を考えていくという。

4月に東京五輪代表選考会の最終選考となる全日本選抜体重別選手権や、体重無差別で争う全日本女子選手権、全日本選手権などが控えている。