五輪3大会出場の白幡圭史氏 高校スケート部監督に

長野五輪に出場した白幡圭史氏(1998年2月8日撮影)

スピードスケート長距離でオリンピック(五輪)3大会出場の白幡圭史氏(46)が6日、帯広南商高スケート部の監督に就任した。新型コロナウイルスの感染拡大で部活動は休止しており、「まだ右も左もわからなく、子どもたちにも会えていない。これから精査したいが、基本をおろそかにしない指導を心掛けたい」と話した。

白幡氏は釧路市生まれ。五輪は92年アルベールビル、98年長野、02年ソルトレークシティーの3大会に出場し、ソルトレークシティー大会では1万メートルで日本勢長距離男子最高の4位。02年に引退後は、日本連盟強化副部長などの要職に就いていた。