全柔連「新たな魅力を」動画配信プロジェクト発足

柔道ファンらに向け、メッセージ動画をアップした全柔連の山下泰裕会長

全日本柔道連盟(全柔連)は15日、柔道ファンらに向けた動画コンテンツを発信する「コンテンツプロジェクトチーム」の発足を発表した。

第1回は全柔連の山下泰裕会長(63)が、4分39秒のメッセージ動画を投稿。新型コロナウイルスの影響で練習が制限されている会員やファンらへ「さまざまな角度から柔道に触れ、新たな魅力を発見していただけたらと思います。柔道に携わる人が前向きな気持ちになり、周囲を勇気づけて笑顔が広がるよう、今何ができるかを一緒に考え、危機を乗り切っていきましょう」と呼び掛けた。

また、全柔連の事務局内で19人が新型コロナウイルスに感染し、クラスター(感染集団)が発生したことについて改めて陳謝した。「多くの柔道関係者、日ごろ柔道界を支えてくださっている皆さまにご迷惑をおかけいたしましたこと、深くおわび申し上げます」。

コンテンツプロジェクトチームは今後、19年世界選手権など過去の名試合や選手が解説する動画などを継続的に発信するという。