石島雄介V、ビーチバレー東京五輪代表目指し全勝

「RAIZIN CUP IN宮下パーク」女子の部で優勝した坂口・鈴木組と、男子の部(個人戦)で優勝した石島(左から)(撮影・平山連)

<ビーチバレーボール・JBVシリーズ「RAIZIN CUP IN宮下パーク」>◇27日◇東京・渋谷区立宮下公園

バレーボール08年北京オリンピック(五輪)代表で、現在はビーチバレーボール東京五輪代表を目指す石島雄介(36=トヨタ自動車)が「RAIZIN CUP IN宮下パーク」に出場し、優勝した。

東京・渋谷区立宮下公園の再整備に合わせ新設されたサンドコートで男子の部と女子の部が行われた。男子は試合ごとにペアを入れ替えて、各成績で順位を競った。予選を勝ち上がった4人で争う決勝リーグは石島の他に、20日の千葉市長杯を制した庄司憲右・倉坂正人組、西村晃一が進出。 石島のみが全勝し、大会の初代王者に輝いた。「コロナ禍で試合機会がなかなかなかったけど、いろんなペアと組めて良かった」と喜んだ。

女子の部は通常の2人1組によるトーナメント戦で争われ、鈴木千代(26=クロス・ヘッド)・坂口由里香(26=大樹グループ)組が決勝で長谷川暁子と二見梓ペアを破って優勝した。【平山連】