B2仙台開幕戦快勝、ジェイコブセンがダブルダブル

仙台対山形 前半、激しいディフェンスをする仙台ジェイコブセン(右奥)(撮影・山田愛斗)

<B2リーグ:仙台81-58山形>◇第1節◇2日◇仙台・名取市民体育館

B2優勝、B1昇格へ仙台89ERS(東地区昨季1位)は開幕白星発進した。山形ワイヴァンズ(同6位)との「仙山戦」で81-58の快勝。直接対決11連勝で、2月22日以来223日ぶりのホーム戦を飾った。新型コロナウイルスの影響で収容人数50%と制限はあるが、チケットは完売。ブースターはチームカラーのナイナーズイエローでアリーナを染め「大黄援」で選手を後押し。2連勝を懸け今日3日も山形と対戦する。

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桶谷大ヘッドコーチ(HC、42)体制3年目の仙台89ERSは、昨季東地区1位の実力を見せつけた。新加入で187センチの大型PG笹倉怜寿(23)やエリック・ジェイコブセン(26)が躍動。第1クオーター(Q)は山形のファウルトラブルで、フリースローで着実に加点した。第2Qはペッパーズと片岡の計3本の3点シュートで突き放し、ジェイコブセンも豪快ダンク。前半は45-33で折り返した。

後半も仙台ペースで初勝利を挙げた。ジェイコブセンがチーム最多22得点、同12リバウンドの「ダブルダブル」。同3アシストで存在感を示した。仙台デビューで9得点、2アシストの笹倉は「『今年は仙台に勝てない』というのを印象づけたかった」と試合に入り、「開幕戦でいつも以上に緊張したが、先輩たちが背中で見せてくれて、それを見ていつもどおりにプレーできた」と振り返った。

桶谷HCは昨季最終節2試合で無観客を経験し、ブースターが見守る中での1勝に「格別にうれしかった。3月以来久々の公式戦でうるっとくるものがあった」。試合を通して「一番良かったのはディフェンス」と語った。コロナ禍によりリーグ戦は通常の東中西3地区制から東西2地区制(各8チーム)で実施される。各3位までとワイルドカード2チームの計8チームがB1昇格プレーオフ(PO)に進み、トーナメント形式で2枠を争う。

昨季、60試合制のリーグ戦は途中打ち切り。仙台は東地区35勝12敗、7割4分5厘の1位で終えた。しかし、POが実施されず、B2全体の上位2チームが昇格する特別ルールになり、全体3位で涙をのんだ。圧倒的な強さで雪辱を果たし、来季こそ16-17年以来5季ぶりのB1の舞台に立つ。【山田愛斗】