池江璃花子「びっくり」好きなリレーだと結果が出る

競泳女子400メートルリレー予選 日大の第3泳者として泳ぎ終え、ほっとした笑顔を見せる池江(右)(撮影・浅見桂子)

<競泳:日本学生選手権>◇第2日◇2日◇東京辰巳国際水泳場◇日刊スポーツ新聞社後援◇女子400メートルリレー予選

白血病からレース復帰した日大2年の池江璃花子(20=ルネサンス)が、チームの危機を救った。400メートルリレー予選に第3泳者で登場。2番でリレーして順位をキープ。引き継ぎで56秒19を出しトップ東洋大との差を0秒43縮めた。日大(山本、持田、池江、小堀)は3分45秒69の全体2位で予選突破。池江は「56秒1台が出てびっくり。リレーが好きだし、リレーだと結果が出るなと感じました」と喜んだ。

出場予定のメンバーが9月30日に体調不良となり、代役を務めた。100メートルは練習していなかったが、チーム対抗戦で貢献するために出場し、決勝は長谷川と交代した。持田には「決勝は出られないけど頑張って」と伝えた。日大は決勝で3位。持田は「メダルをとって璃花子にあげようと」とにっこり。池江は「急なことだったけど、100メートルのレースを経験しておけたことは今後につながる」とした。