5人で再出発の小樽潮陵「タックル祭」も4強で散る

札幌山の手対小樽潮陵 試合前に2年生が「潮陵タックル祭」と背中に書いて準決勝に臨んだ小樽潮陵フィフティーン

<全国高校ラグビー南北海道大会:札幌山の手57-3小樽潮陵>◇準決勝◇16日◇帯広の森球技場

18年に男子部員5人で再出発した小樽潮陵は4強で散った。同校OB佐藤幹夫監督(59)が率いる強豪札幌山の手との対戦前には、2年生7人が背中に「潮陵タックル祭」とマジックで書いて、チームの士気を高めた。

17年ぶり白星だった15日北嶺戦では緊張で満足いくプレーではなかったが、この日は得点こそ大差も相手FW陣に押し負けない強さを発揮。掛端太郎主将(3年)は「体を張って死に物狂いでやり切った」と話した。