川畑和愛SP4位「ノーミスでいかないと」と反省も

フィギュアスケート東日本選手権・女子SPで演技をする川畑(撮影・菅敏)

<フィギュアスケート:東日本選手権>◇6日◇第1日◇小瀬スポーツ公園アイスアリーナ(山梨県甲府市)◇女子ショートプログラム(SP)

昨年の全日本選手権で、ジュニアながら銅メダルと活躍した川畑和愛(18=早大)は58・35点の4位で翌7日のフリーを迎えることになった。

冒頭の3回転ルッツ-3回転トーループの連続ジャンプで転倒。「朝の公式演習では体もよく動いていたので、ジャンプの感覚的には良かった」ものの「3-3のコンビネーションが練習でも回転不足になることが多くて。練習してきたけど、100%の自信は持てていないです」という不安が出てしまった。

それでも続く3回転ループとダブルアクセル(2回転半ジャンプ)は決めて演技をまとめ「単独のジャンプは安定してきた」と一定の自己評価はした。

全日本のシード権がある中で、東日本選手権の位置付けについて「樋口(豊)先生からは東日本、NHK杯、全日本について『全日本が3回あるような気持ちで頑張ろう』と言われていました」と説明。その上で「今日のSPの出来は…。もっと自信を持ってノーミスでいかないといけないなと思いました」と反省する場面もあった。

SP曲「黄昏のワルツ」を公式戦で滑るのは初めてだったが「アイスショーでは滑れていたので、初めてという意識はなく落ち着いて滑れました」。7日のフリーへ「今日、失敗したコンビネーションをノーミスで滑り切りたいです」と切り替えていた。【木下淳】