佐藤駿81・84点で首位発進 最高難度挑戦は転倒

男子SPで演技をする佐藤駿(撮影・菅敏)

<フィギュアスケート:東日本選手権>◇6日◇第1日◇小瀬スポーツ公園アイスアリーナ(山梨県甲府市)◇男子ショートプログラム(SP)

佐藤駿(16=フジ・コーポレーション)が81・84点で首位発進した。冒頭の4回転トーループ-3回転トーループをきれいに決めると、続くジャンプで大技に挑んだ。現在、成功例がある中で最高難度の4回転ルッツを試みたが、軸が斜めになって転倒した。6分間練習では成功していた。

その後は切り替え、トリプルアクセル(3回転半)に成功。「パイレーツ・オブ・カリビアン」を演じ切った。10月上旬の関東選手権(水戸)はSPで2位だったが、今回は1位でフリーへ向かう。