北條巧2位で3連覇逃す「完敗です」来季へラン改善

レースを終え抱き合うニナー(左)と北條(撮影・横山健太)

<トライアスロン:日本選手権>◇8日◇東京・お台場海浜公園◇25.75キロ(スイム1周0.75キロ、バイク5周20キロ、ラン2周5キロ)

3連覇を狙った北條巧(24=博慈会・NTT東日本・NTT西日本)は、新鋭ニナー・ケンジ(51分9秒)に敗れ2位。

コンディションは万全だったが、最後のランでニナーのスパートに引き離され5秒遅れの51分14秒。「優勝を狙っていたので、悔しいです。ケンジの方が余力があったということなので完敗です」とライバルの強さを実感。来季に向けランニングを中心に改善を図る。「メインはラン。東京オリンピックでも走れないと高順位は狙えない」とし、課題克服で国内のライバルや世界との差を埋めていく。