渡辺一平200平V「どんな状況でも2分7秒台を」

渡辺一平(2020年1月22日撮影)

<競泳:社会人選手権>◇8日◇最終日◇和歌山市秋葉山公園県民水泳場◇男子200メートル平泳ぎほか

前世界記録保持者の渡辺一平(23=トヨタ自動車)は、2分8秒69で優勝した。前半の100メートルを1分1秒83で折り返し、後半をまとめた。泳ぎ込みの時期でレースへの調整はしておらず、自身が持つ日本記録の2分6秒67には及ばなかったが、まずまずの内容。それでも「7日の100メートルのタイム(1分0秒90)からいえば、しっかり泳げたが、どんな状況でも2分7秒台を出していくことが成長につながると感じています」と話した。

12月にはコロナ禍で4月から延期となった日本選手権が行われる。渡辺は「目標は来年なので、12月(の目標)をどうするか、話していないが、どんな練習をしていても長水路の200メートルは大切にしたいと思う」と口にした。