立命大が逆転勝ち「ケガがあっても全力で」監督

関大対立命大 第2Q、立命大QB野沢はTDパスを出す(撮影・上山淳一)

<関西学生アメリカンフットボール:立命大24-14関大>◇トーナメント準決勝◇8日◇王子スタジアム

立命大が逆転勝ちし、15年度以来5季ぶりの甲子園ボウル(12月13日)出場に王手をかけた。

第2クオーター(Q)に先制を許したものの、QB野沢研(3年)のTDパスで追いつくと、同じ第2Qで、15ヤードのTDパスを決め突き放した。途中出場の野沢は「いつでも出るつもりで準備をしていた。今日は点を取れないシリーズがあった。毎回(エンドゾーンまで)持っていけるように、細かいところまでつぶしていきたい」と語った。

現4年生は甲子園ボウルを1度も経験したことがない。古橋由一郎監督(55)は「常に目標にしながらやってきた。ケガがあっても全力でやりきるしかない」と28日のトーナメント決勝(万博記念競技場)を見据えた。