松元克央2位 最大のライバル・ラプシスに逆転負け

「東京フロッグキングス」の松元克央(C)ISL

<競泳・競泳国際リーグ(ISL)>◇予選リーグ第9戦最終日◇10日◇ブダペスト◇25メートルプール◇男子200メートル自由形

「東京フロッグキングス」(北島康介GM)の松元克央(23=セントラルスポーツ)が、東京オリンピック(五輪)で最大のライバルと目されるダナス・ラプシス(リトアニア)に逆転負けを喫した。

松元はスタートから積極的に飛ばして前半の100メートルをトップで折り返し。しかし125メートル付近でラプシスに抜かれて、2位となった。得意のラストスパートをかけたが、追いつくことはできずに1分43秒30で2位。1位ラプシスに1秒12差をつけられた。

松元は19年世界選手権で日本勢初の銀メダルを獲得した。そのレースで、ラプシスはスタートに違反があったために失格となったが、1番手で200メートルを泳ぎ切っていた。東京五輪で金メダルを掲げる「カツオ」にとっては、打ち破らなければいけない相手だ。