初出場の正智深谷が2回戦敗退、課題は得点力

安城学園対正智深谷 第2Q、シュートを放つ正智深谷・加藤(右)(C)JBA

<バスケットボール・SoftBankウインターカップ全国高校選手権:安城学園78-50正智深谷>◇女子2回戦◇24日◇東京・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ

初出場の正智深谷(埼玉)の大会2勝目はならなかった。4年連続8回目出場の安城学園(愛知)に28点差の敗戦。粘り強い守備からのトランジション・オフェンスが持ち味だが、50得点に抑えられた。

飯野英利監督(40)は「ゲームに慣れたところでうちらしいプレーは出せました。ただ、自分たちのバスケットを全国で40分間やり切る力はまだないですね。ディフェンスは通用しましたが、オフェンスを考えていかないと…」。初戦突破という財産を持ち帰り、新チームは得点力アップという課題に取り組む。