東海大相模16強「乗り越えたい」次戦は前回準V校

東海大相模対山形中央 前半、東海大相模WTB有本一空はラインアウトからターンオーバーし左サイドを走ってトライを決める(撮影・加藤哉)

<全国高校ラグビー大会:東海大相模50-7山形中央>◇2回戦◇30日◇大阪・花園ラグビー場

東海大相模(神奈川)が着実に自分たちのペースに運び、30大会ぶりの16強に進出した。元日の3回戦で前回大会準優勝の御所実(奈良)とぶつかる。

前半14分に先制されたが、同19分に自軍10メートルライン付近、ラインアウトでターンオーバーしパスからウイング有本一空(3年)が左中間トライ。同31分にはモールで押しきり、フッカー仲村亮太(2年)がトライ成功で逆転した。後半戦に入ると立て続けにトライを決めて加点。初戦からメンバーを大幅に入れ替えたが攻守で相手を圧倒し、つけいる隙を与えなかった。

三木雄介監督(43)はメンバーを大幅に入れ替えたことについて「誰が出ても変わらないのがウチの強みなんだけど、前半は少し硬かったと思います」。点差が離されても戦う姿勢を崩さなかった敵陣の戦いぶりに「気迫がみなぎり最後まで追いかけるひたむきなチームでした」敬意を惜しまなかった。

次戦の相手の御所実は、夏場に練習試合をした相手。「非常に緻密なラグビーをする。練習試合と公式戦は違います。なんとかここを乗り越えたい」と気を引き締めた。

高校ラグビー全成績はこちら―>>

高校ラグビー組み合わせはこちら―>>