長崎北陽台が完封勝ち16強「出し惜しみせず」主将

明和県央対長崎北陽台 前半19分、ゴール前左中間ラックから長崎北陽台SO大町佳生(手前)がトライを決める(撮影・上山淳一)

<全国高校ラグビー大会:長崎北陽台56-0明和県央>◇2回戦◇30日◇大阪・花園ラグビー場

長崎北陽台が完封勝ちで、16強に進出した。

前半5分、ゴールまで22メートルから、左に展開。WTB山下がトライを決め先制。さらに、後半5分、ゴール前15メートルで、スクラムから左へNO8勝矢、SO大町佳とつなぎ、最後はCTB中浜が中央へ飛び込んだ。完勝に品川英貴監督(45)は「FWが体を当てて、ディフェンスでは、止めるんじゃなく、押し込む意識をさせていた。成果が出たかな」と満足げな表情を浮かべた。

次戦は過去5回の優勝を誇る東海大大阪仰星(大阪第1)。フランカー大町尚主将は「しっかりやれば勝機がある。出し惜しみせずにやりたい」と気持ちを込めた。

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