常翔学園「自信あったけど」終盤3点リード守れず

流通経大柏対常翔学園 試合終了直前、流通経大柏に逆転トライを許しがっくりする常翔学園フィフティーン(撮影・前岡正明)

<全国高校ラグビー大会:常翔学園17-21流通経大柏>◇3回戦◇1日◇大阪・花園ラグビー場

6大会連続39回目の出場となった常翔学園(大阪第3)は、勝てば花園100勝に王手だったが、お預けとなった。

3点リードの後半31分、自陣ゴール前5メートルのペナルティーから相手NO8ディアンズの突進を止められず、まさかの逆転負け。NO8の知念優来(ゆら・3年)、SO仲間航太(2年)らが、存在感を示した試合だったが、次戦に進むことはできなかった。

野上友一監督(62)は「高校ラグビーって難しいね。かなり自信のあるチームやったけど。うちは何も悪くない。流通経大柏さんの健闘が予想以上やった。相手の強さを褒めるしかない」と素直な思いを明かした。