沼津高中等部が全員バスケで完勝 工藤監督も安堵

危なげなく2回戦進出を決めた沼津市立沼津高中等部。前キャプテンの遠藤陽向(C)JBA

<バスケットボール・ジュニアウインターカップ:沼津市立沼津高中等部(静岡)105ー42高知中(高知)>◇女子1回戦◇4日◇東京・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ◇日刊スポーツ新聞社後援

沼津市立沼津高中等部が、危なげなく2回戦進出を決めた。新キャプテン杉山萌唯(2年)を始め、1年から3年まで全員が出場する「全員バスケ」を展開した。

第3クオーター(Q)では、3年の川口青空、秋山叶羽、小山内悠桜らが連続シュートを決めた。終わってみれば105点の圧勝で1回戦を突破した。工藤寿也監督は、「こういった状況(コロナ禍)の中でも選手たちはうまく表現してれた」と安堵(あんど)した。昨年までキャプテンを務めた遠藤陽向(3年)は、「入りの流れがうまくいきました。後輩たちにも自分たちのプレーで引っ張っていきます」とし、目標は「全国制覇です」と力を込めた。