奥田が逆転4強、高田将吾31得点/ジュニアバスケ

ゴール下で華麗にシュートを決めに行く富山・奥田 エース高田将吾(2年)(C)JBA

<バスケットボール・ジュニアウインターカップ:奥田(富山)66ー61青龍U15(山形)>◇男子準々決勝◇6日◇東京・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ◇日刊スポーツ新聞社後援

奥田がベスト4まで進んだ。前試合のドラゴンフライズ戦(広島)でキャプテン高田蓮央(れお=3年)が左腕を故障。前半第2クオーター(Q)から試合を外れ、それを受けた後輩たちが勝利に導いた。

キャプテン不在のチームをけん引したのは、31ポイント上げた身長186センチの高田将吾(2年)だった。「これまで先輩たちがつないでくれたから」と話し恩返しの気持ちで戦った。後半第3Qに入る前、坂本監督から、「全国でしか出来ないことをやりきること。すべてを出し切れ」と言われ、高田(将)を中心に奥田クラブらしい逆転劇を展開した。高田(将)はリバウンドも13Rとダブルダブルも達成した。