井上康生監督「大事には至らず」負傷原沢の状況説明

オンライン取材に応じる井上康生監督

柔道男子代表の井上康生監督(42)が16日、オンライン取材に応じ、世界ランキング上位者で争うワールドマスターズ大会(ドーハ)で負傷した東京五輪100キロ超級代表の原沢久喜(百五銀行)の状況を説明した。

原沢は初戦の2回戦でウクライナ選手と対戦した際に右肩付近から勢いよく落下。自ら「参った」し、その後は担架で運ばれた。井上監督は負傷箇所について「脇腹のあたり。大事には至ってないと思う。詳細は医師に診断してもらった上で、1日でも早く回復させて復帰できるようにしたい」と話した。

今後は帰国後14日間の自主隔離期間に入るため、通院はできないが、限られた環境で治療に専念するという。