落車で骨折の森且行、27日福岡から都内病院へ転院

森且行(2020年11月3日撮影)

元SMAPのメンバーで、24日の福岡・飯塚オートレース場で落車して骨盤骨折の大けがをしたオートレーサーの森且行(46=川口)が、福岡県内の病院から、東京都内の病院へ27日に転院する予定であることが26日、分かった。

戦列復帰に向けて、第1歩をしるしたことになる。

森は事故後に救急搬送された福岡県内の病院で入院しているが、最善の治療を行うため、27日中に東京都内の病院へ転院する。

そんな森を心配するファンからは、開催した飯塚オートレース場や、オートレースを統括するJKAへ、多くの電話が寄せられた。飯塚オートには、「けがの状態はどうなんですか」「今後(復帰予定)はどうなるんですか」と問い合わせの電話が約30件あったという。

一方、JKAには、森を心配する声や、レース内容に関する問い合わせも多数あった。

◆レース経過 森は24日、飯塚オートG1開設記念レース最終日の11R特別選抜戦で、8車立ての7枠から発走した。やや出遅れて8番手から前を目指した。1周2コーナーで1車抜いた後、前走者の前輪が前々走者の後輪に触れ、大きく外にはじかれたところに、森が避け切れず接触。森と前走者は、外周の外にあるフェンスまで飛ばされて激突、転倒した。森はその後、救急車で福岡県内の病院に救急搬送された。