代表勢不在でもBリーグは中断せず「選択肢にない」

オンライン会見に応じた島田チェアマン(Bリーグ提供)

バスケットボールBリーグの島田慎二チェアマン(50)が26日、オンラインで会見に応じ、来月のアジア杯予選に日本代表が遠征する場合のリーグ戦開催について、「その期間(の公式戦)を中止にすることは絶対にない。日程上からも、中断は選択肢としてない」との方針を示した。

日本が入る同予選B組は、2月18~22日に国内で集中開催されることが一度は決まったものの、先日、開催地がドーハに変更された。現在は帰国時のスポーツ選手に対する隔離期間の特例的免除(アスリートトラック)が停止されているため、代表選手は14日間の隔離期間を過ごさなければならない。

2月のBリーグは14日まで第22節が行われ、翌週26日からは第24節として各地で公式戦を実施。3月上旬には水曜開催の試合も組まれている。

アジア杯は、24年パリ五輪にもつながる重要な大会。島田チェアマンは「日本協会が(予選に)行くと意思決定したら、Bリーグは従う。ただ、アスリートトラックの問題が解消されなければ、相当な試合に影響がある」と述べた。代表選手派遣の判断などが明確になった後、各クラブ代表者による実行委員会を開き、リーグとしての詳細な対応を詰めていく。