コンサドーレ日本選手権V3で五輪代表権決める

日本選手権に向けて練習するカーリング男子コンサドーレの松村(左)と清水(チーム提供)

カーリング男子のコンサドーレが4日、日本選手権(8日開幕、稚内)に向けてオンライン取材に応じた。3連覇がかかっており、達成すれば2連覇が条件の22年北京オリンピック(五輪)の日本代表権を得る。スキップ松村雄太(31)は「次の日本選手権は自分たちにとっても大事。結果が必要になってくる」と集中力を高めている。

今季から戦術に変化を加えた。ハウスの手前にある相手のストーンを、アウトにならないよう少しずらすウィックショットを増やした。最後のエンドを後攻で迎えるため、できるだけ失点リスクを減らす展開を想定した戦い方。チーム最年長のリード阿部晋也(41)は「エンドの終わり方として、シンプルな形で終わればより勝つ可能性が高まる」と新戦術に自信を見せた。

チームは決戦に向けて一丸になっている。3~4月、7~8月と潰瘍性大腸炎での長期入院から復帰を果たした阿部、11月に予定されていたパシフィックアジア選手権の中止により一時モチベーションの低下に悩んだ松村。北京五輪につながる今大会に向け、苦難を乗り越え状態を上げることができた。阿部は「もう100%。自信をもってプレーできる状態に戻っている。優勝目指して頑張る」。チームの思いは1つだけだ。

北京五輪開幕まで1年となったこの日、サード清水徹郎(32)は気持ちを新たにした。「僕たちはまだ五輪を決めていない」。今大会で連覇し、4月の世界選手権(カナダ)で日本の出場枠を勝ち取って五輪切符を手にする。【保坂果那】