<NFLスーパーボウル:バッカニアーズ31-9チーフス>◇7日(日本時間8日)◇フロリダ州タンパ
QBトム・ブレイディ(43)が前人未到の7度目の頂点に立った。6度優勝したペイトリオッツから今季バッカニアーズ(NFC南地区2位)に移籍。V2を狙うチーフス(AFC西地区1位)にFGで先制されたが、3TDパスを決めて前半で逆転した。31-9の快勝に貢献し、4年ぶり5度目のMVPも獲得した。本拠地開催のスーパーボウルに史上初めて出場したチームを、一気に18季ぶり2度目の制覇に導いた。
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チーフスは完敗だった。リーグ屈指の攻撃も、得点は3FGのみとTDすら奪えなかった。世代交代を期したQBマホームズにとって、TDなしは2年31試合ぶり。1TD差以上差がつけられたのは、プロ初の屈辱だった。
「相手の方がいいプランを遂行し、守備で支配された。単純に自分たちより上だった。最悪の負け方」。マホームズは間もなく生まれる長女のために約束した連覇を逃し、がっくりと肩を落とした。
OL3人をケガで欠き、自らも左足つま先を痛めていた。自慢のランは33ヤード止まり。パスも成功率53%と精彩を欠いた。WRもキャッチミスや11回の反則で120ヤードを失った。
3日前にリード監督の息子ブリット・コーチが交通事故を起こした。監督は「それは問題ではない。すべて相手が上回っていた」と完敗を認めた。
○…チーフスは侵入者にも水を差された。第4Qの反撃で敵陣に攻め込んだが、ファンがグラウンドに乱入してきてプレーが中断された。最近では珍しい。通常は厳重に警備されているが、コロナ禍でグラウンドに入るスタッフも制限された影響か。終盤で大勢は決していたが、攻撃のリズムが狂い、直後にQBサックを浴び、結局この攻撃もギャンブル失敗となった。