大阪桐蔭6トライ快勝 フィジカルで報徳学園を圧倒

フィジカルの強さを見せ、報徳学園に快勝した大阪桐蔭フィフティーン(撮影・加藤裕一)

<高校ラグビー近畿大会:大阪桐蔭43-14報徳学園>◇1回戦◇13日◇滋賀県内◇無観客開催

18年度花園覇者の大阪桐蔭(大阪)が、フィジカルの強さで報徳学園(兵庫)を圧倒した。NO8林慶音(2年)の先制トライを皮切りに、6トライを量産。SO河村ノエル主将(2年)は「しんどい時間帯もありましたが、雰囲気を高めて勝ち切れた」と話した。

8大会ぶりに花園出場を逃し、新チーム例年より約2カ月早く始動した。「その間、ウエートトレーニング、基礎練習をしっかりやった」と河村主将。FW第1列に113キロの富田陸(2年)と105キロの平尾啓太(2年)の両プロップがいて、BKも189センチ、89キロの乾一輝(2年)、179センチ、86キロの井上大勝(2年)ら大型プレーヤーがいる。SH杉山雅咲(2年)SO河村、CTB中村颯汰(2年)らゲームメーカーにも安定感がある。接点、フィジカルの強さが伝統のチームだが、春先の仕上がりは例年以上だ。

綾部正史監督(46)は「昨年のメンバーから残っている子が多いという部分はあります」とした上で「まだまだこれから。この大会の相手はチャレンジできるチームばかり。アタック、ディフェンスとも今やっていることの確認をしたい」という。

18年度に花園を制した。現チームのカラーは「元気。ラグビーに対しては真面目」(綾部監督)と、当時と似通っている。優勝メンバーのフランカー、河村レイジ(関学大)が兄の河村主将は「元気に、日本一を目指します」。スキル、ラグビーの理解度を高めながら、全国トップレベルをうかがっていく。【加藤裕一】