御所実監督がラグビー界人材育成の“塾”開設へ

竹田寛行監督(左から2人目)の話を聞く御所実フィフティーン(撮影・加藤裕一)

<高校ラグビー近畿大会:京都成章32-12御所実>◇1回戦◇13日◇滋賀県内◇無観客開催

御所実の竹田寛行監督(60)が、将来のラグビー界を担う人材育成の“塾”を開設することがわかった。今春、定年を迎えることで非常勤講師となり、受け持ち授業が週6回ほどに減る。そこで監督を続ける一方で、ジュニアの競技普及に一役買う試みだ。

竹田監督は「W杯が日本で開かれて、小学生レベルで競技普及が進み出したけど、中学レベルにそれを受け止めるものがない」と言う。4月中旬から奈良県、御所市などの協力を仰ぎ、全国からリーダーシップを期待される中学ラガー約30人を募集し、指導する予定で、名称は「竹田塾」になるという。

この日は京都成章に敗れ、今春の全国選抜大会出場の道が断たれた。持ち味であるブレークダウンへの入りの速さで、何度もターンオーバーを決めたものの、トライ数で2対4と後れを取った。竹田監督は「春先はまだ、なかなか…。勇気を持って、もっとボールを動かせるようにならんとダメですね」と話した。【加藤裕一】