<バスケットボール・B1リーグ:名古屋D65-83秋田>◇第22節◇14日◇愛知・ドルフィンズアリーナ
東地区7位の秋田ノーザンハピネッツは西地区3位名古屋Dに83-65で大勝し、連敗を4で止めた。
13日の対戦では57-85で大敗も、終始ゴールにアタックする姿勢を貫き、きっちりとやり返した。デイビスが17得点12リバウンドでダブルダブルを達成し、古川もチーム最多20得点で奮闘。大けがで長期離脱を余儀なくされたカディーム・コールビー(31)にささげる1勝となった。
秋田は前日の鬱憤(うっぷん)を晴らすかのように第2クオーター(Q)で爆発した。同点の残り7分21秒、古川が3点シュートを決めて勝ち越すと、保岡、中山らもシュートを沈め、バスケットカウント含む一挙6連続得点の猛攻。さらに同Qでは持ち前の激しい守備もはまり、開始から約6分で4失点に抑える鉄壁を披露した。前半を7点リードで折り返すと、後半も攻撃の手を緩めずにたたみかけた。
試合後には野本がコールビーのユニホームを掲げながら、ブースターに勝利を報告した。秋田4季目でB1、B2でブロック王に輝いているコールビーは、今季の1試合平均ブロック数もリーグ2位の1・6と欠かせない戦力だ。しかし、10日のSR渋谷戦で負傷交代し、両膝膝蓋(しつがい)骨の骨折と診断。その欠場を受けて勝ちきれない試合が続いた。
前田顕蔵ヘッドコーチ(38)は「昨日は空回りした中で、自分たちを信じる、チームで戦う姿勢をもう1回やろうということで、素晴らしいパフォーマンスを出してくれた」と選手たちをたたえた。「KC(コールビー)はこの4シーズン、すごく秋田に貢献してくれた非常に大切な選手で、大けがをして抜けました。ただ彼も一緒に戦ってくれていると思います」。チャンピオンシップ進出へ負けられない戦いが続くが、コールビーの思いを背負いながら1戦1戦に挑む。