京都成章主将「もったいない試合」ミス目立ち敗戦

東海大大阪仰星ゴールに迫る京都成章(撮影・加藤裕一)

<高校ラグビー近畿大会:東海大大阪仰星35-25京都成章>◇2回戦◇14日◇滋賀県内◇無観客開催

花園準優勝の京都成章が、花園8強の東海大大阪仰星に敗れた。トライ数は4本と5本。終盤の2連続トライで10点差としたが、攻め込んだ場面、マイボール・ラインアウトでボールを失うなど、細かいミスが目立った。

湯浅泰正監督(56)は「タイトな試合になるとは思っていました。昨日の疲れも少しあったかな」と、前日13日の御所実戦の影響もにおわせた。

花園の決勝戦が1月9日と新チームのスタートが遅く、全国準Vメンバーから選手も大幅に入れ替わった。「今できることをしっかりやろうと生徒には言いました。その部分はよく頑張ったんじゃないですか」と言う。

勝っていれば、現時点で開催未定の選抜大会(埼玉・熊谷)出場が決まっていた。出場権獲得には敗者復活戦で2勝が必要になる。SO大島泰真主将(2年)は「すべてにおいてもったいない試合」と残念そう。今後の課題として「精度ですね。アタックもディフェンスも少しズレたりする」と話した。