ヴォレアス北海道 敗戦もV1昇格へ暫定2位キープ

ヴォレアス北海道対富士通 第3セット、ブロックからの着地で右足首を負傷し苦悶(くもん)の表情を浮かべる北海道の古田。右は越川(撮影・永野高輔)

<バレーボール・Vリーグ:ヴォレアス北海道0-3富士通>◇男子2部◇7日◇旭川市リアルター夢りんご体育館

ヴォレアス北海道が優勝を決めている富士通にストレートで敗れるも、開催決定している全日程を終え、14勝3敗の暫定2位をキープした。

コロナ禍で中止となった2位北海道3試合、3位埼玉アザレア6試合の代替試合実施可否によって順位決定方法は替わるが、現状は勝利数、勝率の両基準でリードしており、V1昇格戦の「V・チャレンジマッチ」(4月3、4日、千葉・船橋アリーナ)進出へ優位に立っている。

心配なのは大黒柱の状態だ。この日、第3セットに主将でエースの古田史郎(33)がブロックの着地で右足首を負傷した。開幕前にも負傷した部位で「そのときより痛い。状態は良くないが入れ替え戦までには治したい」と話した。リーグ戦の代替開催があった場合は欠場が濃厚でその先の入れ替え戦に照準を定め状態を整えていく。