B2仙台、午後2時46分に海に向かい黙とう捧げる

B2仙台の志村社長(右)らは震災発生の午後2時46分に合わせ、海に向かって黙とうをささげる(撮影・佐々木雄高)

バスケットボールのB2仙台89ERSは11日、仙台市内の荒浜地区で東日本大震災の犠牲者を慰霊追悼した。

全13選手と志村雄彦社長(38)、桶谷大ヘッドコーチ(43)らスタッフの計34人が参加。震災遺構の旧荒浜小を見学後、午後2時46分に合わせ、防潮堤の上から大海原に向かって約1分間の黙とう。その後、大空に向かって風船をリリースした。チームでただ1人、震災当時を知る仙台出身の志村社長は「10年という月日は流れましたが、決して区切りではない。これからの10年、そして20年とバスケットを通して地域の方々とともに活動していきたい」とあいさつした。

前日10日は、チームが今季から取り組む「NINERS HOOP(ナイナーズ・ホープ)」の一環で、同校敷地内にキンモクセイを植樹。震災復興への思いを込めた。13、14日はホームでの青森ワッツ戦。志村社長は「10年前の翌日の試合は中止になった。コロナ禍でも、あの時から時間を止めずに希望の光になれるように頑張りたい」と話した。【佐々木雄高】