F1角田、合同テスト初日37周「素晴らしい経験」

公式セッションで走行するアルファタウリ・ホンダの角田裕毅(ロイター)

3月12日に行われたバーレーン合同テスト初日で、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は午後のセッションを担当し37周を走行。

マシンの燃料系システムに問題が発生し、エンジンに適正量の燃料が送られない状態での走行を強いられたためタイムは伸びず、最終的には予定を前倒しして走行を終了することとなった。

「公式セッションで初めて新車を本格的にドライブできたのは素晴らしい経験でした。今日は風と砂嵐でコンディションも悪くマシンをドライブするのもトリッキーでしたし、燃料システムに問題が見つかって走行を切り上げなければならなかったのは不運でした。明日の午前のセッションでまた走るまでに万全の準備を整えるべく、チームがしっかりと原因究明に当たってくれています」

「今の僕にとっては走行距離を稼ぐこととデータ収集が重要ですし、ルーキーとしては3日間のテストを最大限に活用し、開幕戦に向けて学習したいと思っています」

同じホンダ勢では、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがノートラブルで139周を走り込んでトップタイム。新骨格のパワーユニットを1年前倒しで投入しているホンダだが、ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターは角田裕毅のドライバーとしての成長やテスト初日について次のように語った。

「角田選手は冬のテストから積極的にパワーユニットのことも学び、どんどん吸収し成長しています。今日は燃料タンクのシステムに問題が起きてしまいましたが、状況によっては対策に時間がかかる可能性もあるのでチームが早めに切り上げることを決めました。ホンダ勢としてはそれ以外のところに問題はなく、実戦で今年のマシンを使っていくにあたってのスタディが順調に進められました」

(米家峰起通信員)