<バドミントン:全英オープン>◇第3日◇19日◇英国バーミンガム
男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(26=NTT東日本)が準々決勝で姿を消した。
世界ランキング10位のリー・ジージャ(マレーシア)に16-21、19-21のストレートで敗れた。国内外の試合を通じて桃田が敗れるのは、試合前に棄権した19年11月の香港オープンをのぞけば、同年10月25日のフランス・オープン準々決勝以来511日ぶりだった。
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準々決勝で対戦したリー・ジージャは高い攻撃力を持つ伸び盛りの若手。桃田の現状を把握するのに最適な相手だったし、試合を通じて課題がはっきり見えてきた。例えば、粘り強さやスピードを出し切るところまで試合勘が戻ってきてないと感じた。
昨年暮れの全日本総合選手権で優勝し、今大会も1、2回戦で勝利を収めていたとはいえ、桃田とは実力差が大きな相手がほとんどだった。骨っぽい選手と手合わせしたことで、得られたものは多かったはずだ。
久しぶりの敗北を喫したとはいえ、悲観すべき必要はない。むしろ敗れたことで、チャレンジャー精神を取り戻すきっかけにもなるだろう。コロナ禍で大会の開催や選手団派遣が不透明な部分はあるが、だからこそ今後、国際大会に出場したときは結果も重要となる。タイトルを取ることが、東京オリンピック(五輪)へ向けての自信につながる。(08年北京、12年ロンドン五輪日本代表)
◆池田信太郎(いけだ・しんたろう)1980年(昭55)12月27日、福岡県遠賀郡生まれ。九州国際大付高-筑波大。坂本修一とのペアで日本代表入り。07年世界選手権で日本男子初の銅メダル。09年に潮田玲子と混合ダブルスを組み、12年ロンドン五輪出場。15年9月に引退した。