コカ・コーラ完敗も「対策練るにはありがたい攻撃」

近鉄戦後、険しい表情を見せるコカ・コーラFBウィリアム・トゥポウ(右)(撮影・松本航)

<ラグビー・トップチャレンジリーグ:近鉄71-11コカ・コーラ>◇順位決定戦・準決勝◇20日◇大阪・花園ラグビー場

コカ・コーラ(B組2位)が近鉄(A組1位)に11トライを許し、逆転負けを喫した。

前半8分、ラックサイドの隙を突いたCTBトゥクフカ・トネ(32)が先制トライ。幸先よくリズムを作ったが、劣勢となる展開が続いた。反則数11に対し、相手は4。日本代表を指揮した経験を持つ向井昭吾監督(59)は「ペナルティーとアタックのミスで、相手に付け入る隙を与えてしまった」と悔しげな表情で振り返った。

3位決定戦(4月3日、滋賀・布引グリーンスタジアム)では清水建設(A組2位)と対戦。ロックの西村龍馬(25)は「あまりいいところはなかった」としながらも「最後の方は(攻撃を)継続して、後の試合につながるラグビーができた」と分析した。

トップリーグ(TL)2部相当のトップチャレンジリーグ(TCL)は今季、上位4チームがTL16チームとのプレーオフトーナメント(4月17日開始)に進む。モールで苦戦した点を踏まえ、向井監督は「今後、私たちより小さなFWはいない。対策を練るには非常にありがたいアタックを(近鉄が)してくれた」。課題を糧とし、さらなる成長を目指す。【松本航】