試合前に古賀稔彦さんへ黙とう 次男玄暉は4日出場

死去した古賀稔彦さんへ黙とうをささげる関係者(撮影・峯岸佑樹)

<柔道:世界選手権代表最終選考会兼全日本選抜体重別選手権>◇第1日◇3日◇福岡国際センター

試合前に先月24日に53歳で死去した92年バルセロナ五輪男子71キロ級金メダルで、全日本柔道連盟の強化委員を務めていた古賀稔彦さんに哀悼の意を表し、黙とうがささげられた。

第1日は女子7階級が実施され、最終日の4日には18年世界ジュニア男子60キロ級覇者の古賀さんの次男、玄暉(22=旭化成)が出場する。同階級は18、19年世界王者の永山竜樹(了徳寺大職)がけがで欠場したことで、混戦が予想されている。