萩野200個メ全体2位、瀬戸は首位で準決勝進出

男子200メートル個人メドレー 力泳する萩野(撮影・菅敏)

<競泳:日本選手権兼東京五輪代表選考会>◇7日◇東京アクアティクスセンター◇男子200メートル個人メドレー予選

萩野公介(26=ブリヂストン)が、予選3組4レーンに登場した。前半を54秒81で折り返して、1分59秒60で同1着、全体の2位で午後の準決勝に進出した。

代表に内定している瀬戸大也(26)は1分59秒14で全体の1位だった。ドーピング検査陽性による資格停止を終えて復帰した16年リオデジャネイロ五輪4位の藤森太将(29)は2分0秒60で同6位だった。

派遣標準記録は1分57秒98となっている。日本記録は萩野が持つ1分55秒07。

萩野は5日の200メートル自由形で3位。800メートルリレー代表として3度目五輪の内定を手にした。「ほっとして、不思議な感覚。どんな姿、どんな格好でもいいからオリンピックに出たかった。五輪内定してひとまず良かったなと思います」と率直な心境を口にした。

なおエントリーしていた200メートル背泳ぎは棄権した。2種目は予選、準決勝、決勝が同じ日程。東京五輪本番でも日程が重なっており、200メートル個人メドレーに専念した形となった。